数年に一度の爆弾低気圧
日本中が大寒波に見舞われています。
そこでこの寒い冬を乗り切る方法を考えてみましょう。
五臓の観点から言うと、冬に大事な臓器は「腎臓」です。
腎臓は、生殖器系、ホルモン系、造血系、中枢神経系等を含む生命エネルギーの貯蔵庫と考えられている大事な臓器です。
腎臓の役目の一つは、血液をろ過して余分な老廃物や塩分を取り除き、全身にきれいな血液を行きわたらせることですが、
冬は気温が低いために血液循環が悪くなります。
そのため、冬の腎臓は血液の量や速さを調整しようとするので負担がかかり、エネルギー(気)を消耗してしまいます。
疲れがちな腎臓をいたわるためにも
まず良質な眠りを心がけることです。
冬は特に早寝早起きを習慣にするようにしてください。
但し長く眠る必要はありません。
冬の睡眠時間は、夏よりも1時間ほど短めにします。
12月13日の「冬こそお昼寝」に書いたように
横になって休むことは腎臓の負荷も軽減します。
お昼寝は疲れたらではなく疲れる前にしてください!
家の中の温度設定は、19度か20度ぐらいが適当です。
余り暖かくし過ぎると身体が外との温度差についていけなくなります。
知恵と工夫で寒い冬を乗り切っていきましょう!