脂肪を燃やす簡単気功

脂肪をごっそり落とすコツ

 

人間の脂肪には、皮下脂肪と内臓脂肪があります。

皮膚や筋肉の間につく皮下脂肪には、コラーゲンなどがたくさん含まれており、血液やリンパ液が通っているため、エネルギー源になりやすい性質があります。

これに対し、メタボリック・シンドロームの原因となる、お腹周りの筋肉と内臓の間につく内臓脂肪は、エネルギーに変わりにくいものです。よく内臓脂肪のほうが溶けやすいといわれますが、ラード(豚脂)のようなもので、血液やリンパ液が通っていないため、「ただの脂肪の塊」といえます。

40代以降のいわゆる「中年太り」は、大体この内臓脂肪が原因になっていて、血中の中性脂肪やコレステロール値を増大させ、動脈硬化や高血圧など、様々な病気を引き起こす原因になります。

内臓脂肪は、皮下脂肪と違い、いったんついてしまうとなかなか減らすことができないので、つかないように注意しましょう。

ついてしまった内臓脂肪に有効なのが、次の脂肪を燃やす気功法です。

 

脂肪を燃やす気功法

Ⅰ. 両足を、自分の足のサイズと同じ幅に開いて立ちます。

肩の力を抜き、下丹田の前に、両手でボールを持つような形をつくります。P148腰ひねり1

 

Ⅱ. ゆっくりと息を吐きながら上半身を左のほうへひねっていき、左に回しきったところで息を吐ききります。

P148腰ひねり2

Ⅲ. 息を吸いながら、Ⅰの姿勢に戻ります。

そして息を吐きながら、右のほうへ上半身をひねっていき、右に回しきったところで息を吐ききります。

息を吸いながらⅠの姿勢に戻ります。

これで1セット、これを18回くり返します。

P148腰ひねり3 

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