中国、宋代の美食家と言われる詩人“蘇東坡(ソトウバ)が、『豆腐はバターでも、チーズでもある』と詩句を残した食べ物、豆腐。
豆腐は、中国では昔から薬として使われていたこともあり
《本草綱目》には、
寛中益気、和脾胃、消張満、下大腸濁気、清熱散血
清代の《随息居飲食譜》には、
清熱、潤燥、生練、解毒、補中、寛腸、降濁と記されています。
体に良いとされるどんなものであっても、食べ過ぎは体に毒となります。
ほどほどに、消化できる量を、体に良い栄養となる食べ方をするのが大切ですね。
今回は中国の豆腐料理、麻婆豆腐。
そら豆を漬け込んだ四川風味噌 豆板醤と、小麦粉から作ったやや甘い味噌 甜麺醤を使いました。
麻は、あばたのこと。婆は、身持ちのかたいおばさんの愛称だそうです。
ほどほどに、美味しい麻婆豆腐を楽しくお召し上がりください。ks