立春(りっしゅん)

立春(りっしゅん)の頃
春と言うより春の気配を感じる頃ですね。
「立」は中国語で「始まる」という意味です。
季節のご挨拶は、立春の前日までは寒中見舞い、以降は「余寒見舞い」(2月下旬頃まで)になり、この頃からだんだん暖かくなっていきます。
いよかん、ぽんかん、フキノトウが美味しくいただけ、
梅、黄梅などの花が香り高く咲きます。
 
立春の頃は「腎」をいたわる季節です。
腎の役目の一つは、血液をろ過し、余分な老廃物や塩分を取り除き、
全身にきれいな血液を行き渡らせる事です。
しかし、冬は気温が低い為、血液循環が悪くなります。
さらに立春の頃は寒暖差も激しい為、血流の量や速さを調整しようとする腎に負担がかかり「氣」を消耗するのです。
疲れがちな腎臓をいたわる為にも良質な睡眠をこころがけ早寝早起きを習慣にしましょう。