森の元気、人の元気 に共通すること

表参道教室からも程近い「明治神宮」
大木に囲まれ、とても気持ちが良いなという印象を持っていたものの、周りに広がっている森についてはあまり詳しく知りませんでした。

先日「明治神宮 不思議の森 ~100年の大実験」というテレビ番組が放送されました。この森の誕生は何百年先を見越した一大プロジェクトだった事を知り、少しだけご紹介したいと思います。

2015-5-7ブログ

荒れ地に近い状態だったこの土地に「植樹プロジェクト」がスタートしたのは100年程前の事。

当時より既に環境汚染が始まっていて、
都会のど真ん中という環境にも負けない原始の森を作る為、
木々の持つ自然のバランスを考えた専門家達の緻密な計画の下に植樹が行われたそうです。

その後は自然の力にまかせ、参道の落ち葉を集めて森に返す事以外は人の手を入れないというのが大原則のこの森。

計画から100年経った今では、都心ではめったに見ることの出来ない大鷹やタヌキ、絶滅危惧種でもある昆虫など、3000種近くの動植物が生息しているのだとか。

自然は人の計算を超え、予想よりも50年程早く
広葉樹中心の原始の森に近い状態にまで成長しました。

当初は荘厳な杉の森が望まれた経緯もあったそうですが、専門家達の強い訴えにより、何十年単位ではなく何百年単位で環境への適応力を考えた森作りが実現しました。
外来種から自らの森を守り、更に次世代の森へと再生していく自然のパワーを持った森ができた事は、とっても嬉しい事実です。

表参道教室の帰り道、少しだけ足を伸ばして明治神宮を訪れてみると、もしかしたら参道にひょっこり顔を出したタヌキに会えるかもしれません♪

環境問題が深刻化する現代、私達にとって住む環境を変えるのは簡単なことではありません。森にとっても人にとっても大切なことは一緒。

丁先生も日頃からおっしゃっていますが、
環境に適応し、共存し、自分を自分で守る力を持つ事が大切です。

今は大丈夫。
でもこの先も今のままで大丈夫でしょうか?
体調不良や病気を発症する時
身体は本来あるべき自然のバランスを崩しています。

太学功気功では、一時しのぎではなく、
身体が自然のバランスでずっと元気でいられるよう、
その方法をお教えしています。

正しい方法を知り、自分自身の専門家になって、
「元気プロジェクト」をスタートしませんか?

(r.t)