春分(しゅんぶん)

春分の日

昼と夜の長さが

ちょうど同じになる日です。

また、

「自然をたたえ、生物をいつくしむ。」

ことを趣旨とし、

春分の日は国民の祝日となっています。

様々な出会いと別れが交錯し、

新たな環境に身を置く方も多い時期ですね。

私たちの身体は

冬から春になると、血流が速くなります。

それによって

身体の各所に冬の間にたまった毒素が血液中に流れ出し、

解毒をつかさどる肝臓に負担がかかりやすくなります。

そのため、春は気分が沈みやすくなり

ストレスを感じやすくなるのです。

仕事でも勉強でも、効率が悪くなりやすい時期です。

「見えない毒」が自然界にあふれるのも、この季節。

たとえば、春に旬を迎える食べ物は、

アクが強く、毒性も強かったりするのです。

そんな中で生き抜くためにも、

解毒をつかさどる肝臓が大忙しになります。

また、春は免疫力が落ち、

湿疹ができやすい時期でもあり、

花粉症の方は粘膜の機能が落ちているので、

つらい時期となります

そこで旬のもの体調に応じて、

少しずつとるようにすると、

身体も環境になれてゆきます。

ただ、肌の弱い方は、

なるべく旬のものを避けておいたようがよいでしょう。

身体の仕組みと季節の関係を知り

賢く省エネルギーで過ごしましょう。

参考文献 丁納紅著 株式会社三笠書房 病気を自分で治せる「気」のパワー

春が旬の山菜は、ふきのとう・タラの芽・つくし・ぜんまい・わらび・ぼうな・こしあぶら

などなど沢山があります。どれもおいしい春の味覚です。

いくつになっても、楽しんで召し上がる為にも少し注意は必要です。