大暑(たいしょ)

大暑(たいしょ)の頃

暑気いたりつまりたるゆえんなれば也

つまり、最も暑い頃 と言う意味です。

学校は夏休みに入り

空には入道雲がそびえたちます。

お祭りや花火大会が各地で行われ

夏の風物詩が目白押しです。

夏の土用の時期とも重なり

日本では江戸の頃より

ウナギを土用の丑の日に頂く習慣がありますね。

 

太学功では大暑の頃から8月いっぱいまでを

「長夏」と呼び【脾臓】を養生する季節

とされます。

 

太学功の夏の標語

「食べるより寝る」

です。

大暑(長夏)の頃は

特に食べ過ぎには注意しましょう。

 

気温が高いため食物が傷みやく

身体の中に入ってからも

消化吸収に内臓の負担がかかる時期です。

スタミナをつけようと

ガッツリ食べるより

内臓に優しい、消化吸収の良い食べ物を

丁寧に頂くようにしたいものです。