うつ病を発症したのち、退職してしまった30代女性Iさんをご紹介します。
「真っ暗なトンネルの中をいつまでも走っているような感じ・・・仕事をしていた頃の私は精神的に追い詰められ、心はボロボロ、身体もひどい状態でした。
教職という責任ある仕事でしたが、一日が終わると、エネルギーは切れ、倒れこむように帰っていました。
疲れはたまる一方で、リラックスできることを探 し、マッサージ特集の雑誌を買い込み、手当たり次第に試してみました。
足裏マッサージ、エステ、整体など、様々な場所を訪ねましたが、私には合わなかったようです。
さらに、自律神経やうつ症状の記事なども読みました。臨床心理士や心理カウンセラー、病院の医師などいろいろな専門家に定期的に話をしたこともあります。
話を聞いてもらって、その場は少し楽になって も、私の根本にある『不安』を解決してくれる手がかりとなるものは、見つかりませんでした。
そして、『私のどこがいけないんだろう?』と無意識に自分を 責めていたんでしょう。
ついには体が動かなくなっていました。
そして、退職。
『いつかこんな日が来る』と、ずっと感じていたのに、どうにもできない自分だけが残りました。
少し休むのもいいかもしれない、のんびりしようと思っていたところに友人が太学功を紹介してくれたのです。
気功教室の体験に参加したところ、『太学功は足りなくなったエネルギーを身体に取り入れることができる』と言われ、『 どういうこと?』『気ってなんだろう?』と興味がわきました。さらに『教室に来て、眠っていてもいいですよ、参加するだけでも気は入り、元気になれます』とも。
好奇心から基礎コースに入会し、毎回教室に参加していましたが、いつも眠くて、眼を開けてお話を聞いていられません。
でも、お話はどれもこれも、私にとって納得のいくものばかりでした。
『どんなに楽しいことでも、楽し過ぎるのはエネルギーを消耗している。』
『二者択一の場面で、どちらを選んでも、必ずどちらにも陰と陽がある。どちらを選んでも同じ。』
私にとって目からウロコが落ちるお話ばかり。
健康のためにと始めた気功ですが、私は「気」の世界のとりこになっていました。
もっとお話を聞きたい、もっと学びたい、あれだけ疲れ切って何もできないと思っていたのに、不思議でした。。。
しばらくしてから、私は気功療法を受けることに。
不安感や不眠、眠っても残る疲労感、倦怠感、肩こり、夏の冷え症などどうにもならない症状をお話ししたところ、今までのカウンセリングとは全く違うことを言われたのです。
『あなたはエネルギーを遣いすぎて、足りなくなっただけです。』という先生の言葉に、私は目の前がパッと開いた感じがしました。
初めて『私がいけなかったんじゃないんだ、私が悪かったんじゃないんだ。』と自分を認めることができたのです。
まさに「気」が楽になり、身体がスーッと軽くなりました。
さらに気功療法で気を入れていただき、心も体もびっくりするほど楽になっていきました。
中級へ進級すると同時に、とうとう私は仕事に復帰。
『私には自分を確認できる場所がある。何かあれば、気を充実すればいい』と思えるようになり、気功教室はとても大きな支えになりました。
後で知ったことですが、自律神経系疾患やうつなどの原因は、「ホルモン」だそうです。
感覚的に私はホルモン剤を受け入れることができず、お断りしましたが、以前通院していた病院の医師に、ホルモンに働きかける薬を勧められたことがありました。
中級で学ぶ陰陽功はホルモンが復活するといわれています。
太学功に出会って1年、元気になるっていうのは、こういうことだったと思い出しました。
楽になったのは、体だけではありません。「不安」がなくなっていたのです!
それまでの悩まされていた症状はすっかり消え、ホルモンを整えるだけでなく、復活させてくれる気功の効果を本当に実感しています。
そして、そんなタイミングで、主人と出会い、結婚。
結婚と同時に仕事を辞め、現在は様々な活動に参加させていただきながら、幸せに過ごしています。
気功を私に紹介してくださったIさんは、「本当にきれいになった!まるで別人ね。」とおっしゃいます。『人生に無駄な時間はない。あの辛い時があってこそ、現在の道が開けたのですね。』とも。
たくさんの方々に支えていただきながら、私の返り咲き人生はまだまだ始まったばかりです。」
うつや自律神経系疾患は、気が不足していることで起こります。しかも、心は一番気を使ってしまうので、症状がよくならないことで自分を責め、さらに気を使うという、気不足の〝負のスパイラル″がより症状を深刻化させてしまいます。太学功気功療法は気そのものを補充できるので、その負のスパイラルを断ち切り、回復へ導きます。
この方は気が充実し、本来の自分を取り戻すことができ、さらに良いご縁を引き寄せ、幸せになりました。これからもお幸せに!
by NT