ウサギとカメの真常識

先日教室の上級に通われる男性のKさんから
講師の話に対してのご感想を頂きました。

皆様に是非読んで頂ければとアップさせて頂きます。
以下Kさんのお手紙から、、、、

イソップのウサギとカメの寓話は、
慢心とか油断を戒める説話と受け止められているが、
先週の講師のお話しは、
目標達成のための正しい方法論の視点からこの寓話を観たら
どうなるかというもので、とても新鮮であった。

先ずウサギの視点。
彼はカメと競争している。
当然と言えば当然のようであるけども、
ライバルのカメは、
実はウサギとは競争していない。

カメの関心はゴールだけであって、
ウサギとの順番争いはどうでもいいことなのだ。

ここで分かったことが一つ。

ウサギは時間軸で生きているが、カメは違う。
言い換えると、ウサギは誰かとの比較で優位に立とうとしている。

相対的な勝利にしか関心がないが、
カメはそういうものには関心がない。

絶対的なのである。
結局どちらが勝ったかは、皆さんご承知のとおりである。

「光年の 銀河の階 仰ぎ見て 亀はぐらりと一歩昇る」

人里離れた田舎
夜満点の空に銀河が見える。

銀河の果てを目指して
カメは重い甲羅を揺すって
一歩銀河の階段を昇ろうとしている。

2015-7-3bo