例えば、道具や電気製品などの消耗品。
乱暴な使い方や、過度に使い過ぎるならばすぐに壊れてしまいます。
逆に、手入れを怠らず丁寧に使うならば、「一生モノ」、さらには次世代にわたり使い続けることも可能でしょう。
アンティークの家具をイメージすれば、理解しやすいですね。
日頃、意識することは少ないですが、私たちの体のなかでも心臓や肺などの臓器は、生まれ落ちてからこの方、休むことなく働き続けています。
本当に「お疲れ様!ありがとう!」と言いたいものです。
その機能を長持ちさせるためには、むやみな酷使を避け、お手入れを怠らないことが重要なのは、道具や機械と同じといえるでしょう。
過激な運動を避ける、喫煙を避けるなど生活習慣を見直すことに加えて、「気」というエネルギーを与えてお手入れをしてあげましょう。
太学功では、五臓を強化する童子功という功法や特定の臓器に特化して「気」を流すことができる瞑想法、さらには肺に優しい呼吸法などもご指導しています。
ひとつしかないこの体ですから。
手をかけ、愛情をかけてあげる=まさに、「気」にかけてあげることで、長持ちさせたいものですね。