近年、「座り過ぎ」が健康に悪影響を及ぼすことについて、数々の研究結果が発表されているそうです。
2008年国立がん研究センターは、日に8時間以上座っている人は3時間未満の人に比べて総死亡リスクが1.2倍高いと発表。
2012年オーストラリアのグループも、日に11時間以上座っている人は4時間未満の人に比べて総死亡リスクが1.4倍高いと発表。
2015年カナダのグループは、心臓や血管の病気、がん、糖尿病などにつき、座り過ぎとの関連が確認されたと発表。
座っているときは、下肢の筋収縮がほとんど起きないため、血液の流れが滞りやすく、血液中の糖や中性脂肪を筋組織に採り込む作用が鈍くなります。
結果として、血液中の糖や中性脂肪の濃度が高まり、上記のような疾患にかかりやすくなると考えられるのです(参考:1月12日付 日経新聞)。
平均的な日本人が座っている時間は1日に400分超と、世界的にみてもトップクラス!
長い通期時間に長時間労働、テレビやパソコンの前にいる時間が長いことなど、思い当たることがたくさんありますね(^-^; 。
座る時間が長引く際には、30分・1時間など、ご自身で時間を決めて、意識的に立ち上がり軽く体を動かすようにしてはいかがでしょう?
せっかくですから、お教室で習っている気功法をしてみましょう!
血液循環が良くなり、頭も冴えて、いっそう仕事が捗ること間違いありませんから(^_-)-☆