【腎】をいたわる季節になりました。

いよいよ12月、師走になりましたね。

冬(12月、1月、2月、)は、中医学の「五臓」の中でも【腎】が対応しています。【腎】とは、腎臓のことだけでなく、生殖器系、ホルモン系、造血系、中枢神経系などを含む生命エネルギーの貯蔵庫と考えられています。【腎】の役目のひとつは、血液をろ過する事です。要するに身体の中のいらない老廃物や余分な塩分を取り除き、全身にきれいな血液を行き渡らせてくれているのです。

 

しかし=͟͟͞͞(๑•̀=͟͟͞͞(๑•̀д•́=͟͟͞͞(๑•̀д•́๑)=͟͟͞͞(๑•̀д•́冬は、気温がぐんと下がります。その寒さで血液の循環は、ぐっと悪くなり、見えないところで、冬の【腎】は血液の量や速さを調整しようと頑張ってくれているのです。実は、冬の【腎】には相当な負担がかかっているのです。

【腎】をいたわるには、良質な眠りを心がけて早寝早起きを習慣にしてみて下さい。冬の入浴は、食後すぐではなく、1時間以上後を目安にして下さい。また寝る30分ほど前に入浴すると、血液循環がよくなって睡眠の質もアップしますよそして、夏だけでなく冬もこまめに水分をとる事が、【腎】の負担を軽くしてくれます。

 

冬は、乾燥してお肌がカサカサになりますが、お肌だけなく体内の水分も足りなくなってきます。体内の水分量が減ると血液の量も少なくなってしまいドロドロに、血液の流れが悪くなってしまい、一生懸命に身体全身に血液を流そうと頑張ってくれる【腎】に負担がかかってしまうのです。あたたかい飲み物をこまめにとって身体の外も中も乾燥を予防し【腎】をいたわってあげましょう。