暑い日が続いています。
ついついビールの量も増えているのではないでしょうか?
糖尿病や痛風・肝臓疾患・肥満が心配な方にとっては、ビールは要注意飲料です。
気にしていらっしゃる方は充分にご存じの通り、糖分もプリン体もアルコールも含有していますから。
飲みたい・・・でも健康診断の数値が(~_~;)。
多くの方がこのジレンマに苦しみ、糖質ゼロ・プリン体ゼロ・アルコールフリーを謳ったビール系飲料(新ジャンル飲料とも呼ぶそうです)に切り替えているようです。
確かに、気になる成分が入っていないのにビールに近い味わいと喉越し・・・魅力的でしょう。特定の疾患の予防(悪化防止)には得策といえるかもしれません。
ですが、気が付いていますか?
原材料名を見ると、「コレ何?・・・?」と思える物質名のオンパレード。
多くの場合、着色料・保存料・人工甘味料・化学調味料も含まれていることに。
本来ビールは大麦麦芽・ホップだけで作られるのが基本、せいぜい副材料が入っても米とコーンスターチ程度で、ビールはそれらを発酵させた天然の飲料です。
それに比べて○○フリー飲料は、なんとかビールの味わいに近づけようとメーカーさんが試行錯誤した飲料。高度に加工された清涼飲料であって、自然の産物とは到底いえないものに変わってしまっています。
高度に人工的加工が施された食品が体内に入れば、内臓はその処理に大変なエネルギーを使ってしまいます。とくに肝臓・腎臓は、化学物質の処理にフル稼働することに。
身体のために・・・と思って選んだものが、別の理由で身体に負担をかけることになるのでは残念なことです。
メリットがあれば、デメリットもある。
その点をよく認識したうえで、自分の体に入るものには充分に配慮をしたいものですね。
m.s