〇〇を食べると血圧が下がるのは何故?

高血圧と聞くと、どういったことを連想しますか?

脳卒中、心不全、狭心症、心筋梗塞、腎不全、大動脈瘤など重大な疾患が起こりやすいと記憶されている方が多いのではないでしょうか。

予防策として

・塩分摂取をコントロール

・お酒・タバコを控える

・適度な運動

・生活習慣の見直し

等に加えて

蕎麦を食べると血圧が下がるなど、血圧を下げると言われる食べ物や飲み物も注目されるようになりました。

 

血圧は本当にルチン効果で下がっているのか?

蕎麦にはルチンが含まれているため、蕎麦を食べることで血圧を下げる効果があると謳われています。

さて、このルチンは蕎麦などの食品に含まれるフラボノイドで、その抗酸化活性から機能性食品として広く使用されていますが、ここに落とし穴がありました。

 

実は、ルチンは消化管からの吸収率が低い物質だったのです。

しかも蕎麦自体もどちらかといえば消化しづらい食品です。

①消化しずらく吸収率が低いものが消化管に入ると、当然負荷がかかります。

②負荷がかかる分だけ体の中の血液を多くまわして、消化に力を注がなければなりません。

③その結果、消化管付近に血液が集まり血圧が下がってくるのです。

 

そもそも血圧とは?

血圧とは、簡単に言うと血液が血管の壁を押す力のこと。

 

高血圧を恐れる理由

高血圧が別名サイレントキラーと呼ばれるように、自覚症状が無いのに重篤な合併症を引き起こす恐れがあるためです。

 

では、何故、血圧が上がるのか?

体は何故わざわざリスクが高い高血圧の状態になるのでしょう?

※その理由は、大事な脳を守るためだったのです。

脳の機能は、血液が循環することで常に維持されています。血液が送られてこないと、脳細胞はどんどんダメになっていくため、体は頑張って血圧を上げ脳に血液を届けようとするのです。

 

体に何が必要なのか

血圧を下げることだけに注目し、安易に行動を起こしたことで体の不調をきたしてしまうことは避けなければなりません。

少しの不調が病気が起こるきっかけとなるからです。

体の仕組み、体の真実、今の自分に本当に必要なものを知ることは、健康維持には不可欠な要素です。

 

血管を育てながら血圧を上げる

常に血液に血管を押されるので、血管の負担はかなりなもの。

それに加えて生活習慣の乱れなどで血液がどろどろになると、内壁が傷ついて血管が破れる可能性が大きくなります。

そんな状態で血圧が急に上昇すると、血管が破れるなど体のリスクは大きくなっていくのです。

 

脳を守るために、体は血圧を上げる仕組みになっています。

ただし、血管を守りながら血圧を上げなければなりません。

たっぷりとした気と血液が常に巡れていれば、血管を丈夫に育てることも可能なのです。

 

太学功は体の仕組みを何千年にも渡り研究を続けています。

体の仕組みの真実は、太学功気功で学べます。