近頃よく耳にする「ファスティング」。
わかりやすく言えば、プチ断食のことで、半日から数日のあいだ固形物を食さず、フレッシュジュースなどのドリンクだけで過ごすというもの。
気軽にできるデトックス法として、定期的に実践している人も多いようです。
より長期間、一般的には4日から2週間ほど、医師や栄養士など、専門的知識をもった指導者の管理のもとで行う本格的な断食道場も、訪れる人が増えているそうです。
その背景は??
医師から転身、断食道場を営み、30年以上にわたり2万6000人以上の断食を指導してきたという笹田信五氏によれば、入所者の目的やおかれた状況は、時代とともに変遷しているといいます。
景気が良かったバブルの時代には、豊かな食事情ゆえに飲み過ぎ・食べ過ぎがたたり、体重増加となるという来所者が多かったそう。
景気に陰りがでてくると、若者の就職難や中高年のリストラなど、こうありたいと思う理想の自分とそれが叶わない現実とのギャップが大きなストレスとなり、その心の闇を埋めるかのように飲み過ぎ・食べ過ぎる人が増えたそう。
いわゆるストレス性のやけ酒・やけ食いですね。
さらに、バブルのころを生きた親の過剰な期待が、子供が生きている現実とそぐわず、親子の葛藤がもとで摂食障害に陥る若者も激増。
こうなると、もはや心の病とまでいえるレベルになり、深刻さを増します。
さらには、10~20代の若者の生きるエネルギーが極端に弱くなっている昨今は、その若者本人たちには現状を変えようと道場の門を叩く行動力もなく、その親が心配をして悩み苦しみ、心を癒す目的で断食道場にやってくるという例が多いそうなのです。
(以上、参考:日経新聞4月22日夕刊)
わたしたちの心と体は密接につながっていて、しかも生きている時代や社会環境の影響を大きく受けているということをあらためて痛感します。
断食やファスティングの善し悪しについて、ここでは云々しませんが、生命科学とも言うべき分野を総合的に研究してきた太学功が自信をもっていえること。
それは、気功療法・気功法実習によって生命エネルギーである「氣」を増やすことにより、様々な背景をもつ食べ過ぎ・飲み過ぎによる肥満や心身の不調・摂食障害、さらには若者のエネルギー不足までも改善していくことが可能です。
ダイレクトに食欲中枢やホルモンに働きかけ、過剰な飲酒や摂食欲求を抑えることができる猫のびダイエットコース・ご自身でも気づいていない心理作用を見つめなおすことを促す気功カウンセリングなど、太学功には様々なコースがありますが、いずれも生命エネルギーを高めることによって、自然なかたちで健全な心身を取り戻し、生きる力をつけていくことができるのです。
「自分の意思の力ではどうしようもない」そんなふうに悩み苦しんでいる方は多いことでしょう。
シンプルなダイエット目的の方、その背景にある心の問題の解決が目的の方、さらに何が問題なのかすらわからない方にさえ、わたくしたちはお役にたてると確信しています。
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