「休肝日」と聞いて、わたしはお酒を飲まないから関係ないわ～と思われたあなた。
肝臓の働きは、アルコール分解だけはないのです！
わたしたちが摂り込んだものすべての代謝に、肝臓は関わっています。
２０００種類以上の酵素を分泌することによって、肝臓は食物栄養素をエネルギーに変え、体にとって安全なものに解毒してから血管を通して全身に送り出しているのです。
私たちが何気なく口にしたものすべてについて、肝臓は黙々と処理を続け、２４時間休むことなく働いているといえるでしょう。
そんな肝臓を休ませるためには、日頃から食べ過ぎを控え、週に１日は肝臓に負担をかける食事を控えてあげることが必要です。
肝臓に負担がかかる食事とは、脂っこい食事や複雑に加工された食品、添加物や農薬など化学物質、薬やサプリメントなどです。
良かれと思って服用するサプリまでも肝臓にダメージを与えかねないのですから注意が必要ですね。
また、腸内細菌叢（ちょうないさいきんそう）のバランスが崩れ、いわゆる悪玉菌が増えればアンモニアが発生、その解毒のためにも肝臓が酷使されますので、便秘も肝臓の大敵です。
太学功がお勧めしている「少食」は、肝心要（かんじんかなめ）の臓器＝肝臓を労わるためにも理にかなっているのです。
気功教室では、自分の体を守り、病気を未然に防ぐ知恵を学ぶことができます。
m.s
