過保護にせず、自然に任せる

いかにも“ひ弱なもやしっ子”といった感じの
板谷楓の植樹です。

20150715bj

苗屋さんで形を整えながら大事に育てられた苗は、
山で育った木々に比べて弱々しく
一目でそれとわかるもの。
人間の子供に例えれば、
お坊ちゃまと野生児といった感じでしょうか。

植樹からほんの2か月後、
ようやく根付いたかと思われる頃に台風がやって来ました。
豪雨と強風に煽られて弱々しい枝が
ビュンビュン揺さぶられる姿は、
可哀そうで見ていられないほど。
心配になって造園屋の親方に電話を入れました。
「枝をロープで縛ってあげた方が良いだろうか」と。

親方の返事はノー。
「これから自然のなかで
生きていかなければならないのだから、
過保護にしてはいけない。
試練を受けて強くなっていくものだから、
木の本来持っている力を信じてそのまま見守りなさい」と。

楓の坊やも、他の草木や生物、
時に過酷とも思える自然環境と共存しながら生きていく
知恵・生命力を本来持ち合わせているはず。
人が手をかけ過ぎれば、
その力をスポイルしてしまうというのです。

これには感動しました。
わたしたち人間と同じなのですね。
逆に、わたしたち人間も自然の一部であり、
自然界の法則に則っていると言った方が適切でしょうか。

自然と共存して生きていく。
その力を本来私たちは持ち合わせているはずですし、
それが実はもっとも省エネルギーな生き方なのです。

太学功の気功で、自然と共存するエネルギーを貯える。
この環境を共有する知恵を身に付ける。
そうすれば、あなたにも力強い生命力が溢れてくるでしょう!

ちなみに、板谷楓の坊やは着実に幹を太くし逞しく成長中です(*^_^*)

m.s