謝れる?謝れない?違いはエネルギー

先日「本日のこころがけ」に素直に謝ると書いた生徒さんがいらっしゃいました。

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講師が、「謝りたいと思うことがあるのですか?」と伺うと、「いいえ、謝って良かったな~って思っているのです。」と穏やかな笑顔(^^♪
すると、別の生徒さんが「最近わたし、謝れないんです。自分でもわかっているのにできなくて。それがまたストレスで悶々としてしまうのです。」と渋い表情(*´Д`)

どちらが省エネルギーか? 明らかですね!

失敗や間違いは誰にでもあります、人間である以上仕方がないこと。
問題はそのあとです。
「やってしまった!」と気づいたら即座に非を認め「ごめんなさい」と言うことができたなら、後悔の念を引きずってむやみにエネルギーを消耗しないで済むのです。

このようなお話をお教室で常々しているので、「最近謝れない」という生徒さんも、そんなことは百も承知。でもできない。。。

実は彼女、少し前に重い風邪を患って4日間も高熱で寝込んでしまいました。
それによりエネルギーを消耗し、大幅ダウンしてしまっているのです。
それが「わかっているのに謝れない」原因だと、ご自身も気づいていらっしゃいました。

エネルギー不足になると、私たちは自身を省みるゆとりを失い、自己中心的になり、人のマイナス面ばかり目について揚げ足を取りたくなるものです。
自分の非を認め、謝罪する勇気・行動力も沸いてきません。

快適な人間関係は、心地よく生きるための大前提。
素直に謝ることができるよう、エネルギーのゆとりを保っていたいものですね。
m.s