先日の「雪」の日のこと。
桜も咲き切って葉桜となり、
さすがにもう雪は降らないだろうと思っていたときの凍てつく寒さにびっくりしま
したね。
冬物のコートを羽織って上級クラスにいらっしゃった生徒さんに
「今日は急に冷えますね。」
とお話したところ、
「なんだかワクワク♪ 4月の雪なんてワクワクしちゃう♪」
と笑顔いっぱい。
他の生徒さん達も、「うわ～降ってきた」と言いながら
窓の外を眺めて目をキラキラさせて、
皆さんお元気です。
そしてこのお天気の中、お庭の花をお持ち下さった生徒さんも。
白い「鯛釣り草（たいつりそう）」と、白い「山吹（やまぶき）」です。
太田道灌（おおたどうかん）の和歌
「七重八重 花は咲けども山吹の みの一つだに無きぞ悲しき」
とあるのに、実が4つもついている！
「この歌の“みの”は、雨を避ける“蓑”とかけているんだよ。」
なんて話題も出つつ、外は寒くても教室の中はポカポカです。
真冬など外の気温がとても低い日、三鷹教室の暖房は、
たまに蓄熱モードに切り替わります。
上級クラスの修身功（瞑想）の時間
よほど外が寒かったようで、真冬以来の蓄熱モードがやってきました。
しばらくの間静かに熱を蓄え、また動き出す暖房の音を聞きながら、
「ああ、私達と同じだ。
使うばかりでは無くなってしまうけれど、
使い切る前に蓄熱してあげる時間が必要なんだな。
空っぽになってからの蓄熱は時間がかかるけれど、
自分のエネルギー量を知ってこまめに蓄熱していれば、
長い間止まることなく元気でいられるんだな。」
そんな思いがふと浮かんでしまいました。
太学功気功の教室でエネルギーチャージした生徒さん達は、
チラチラと降る春の雪の中、にぎやかに帰って行かれました。
