耳のお話

太学功のお教室に通い始めて4か月のMさんに
とても貴重なお話をうかがいました。

Mさんは難聴、めまいに悩まされ、お医者さまに行かれたところ、
耳のある機能が損傷しているので、治ることはないと言われ、
ショックを受けたといいます。

それをきっかけに、耳がどのような構造であるのか調べてみると、
それまで知ることがなかった、想像を絶するつくりにより、
音が聞こえ、平衡感覚をとるのだということがわかったそうです。

2015-5-30bj

Mさんは、人間の体こそが神様が作ってくださった完璧なもの、
意識せずとも懸命に働いてくれている体がいとおしくなったそうです。

ご自分が健康を損ねて、初めてわかった人間の体の持つ素晴らしさ、
そういう御経験がおありだからこそ、
Mさんは、最近の若い方に難聴がふえているときき、心配になるといいます。

その原因として、たとえば電車の中でイヤーフォンで聴いたりすること、
電車の振動音は80デシベル、それを超える音で聞こうとすると
音楽も130デシベルくらいできいていることになり、
自然界の通常の音をはるかに超える振動を
耳が受け入れられなくなるのではとおっしゃいます。

世界保健機関(WHO)も今年3月に
「聴力を損ないたくないなら、音楽鑑賞は一日1時間以内にした方が良い」
という警告を発したそうです。

現代社会に生きていると、上記のイヤーフォンからの音量のように、
知らず知らずのうちに自然界では予定されていなかったものによって、
体に負担がかかることがあります。
ご自身で気をつけるということも大切ですが、
社会の変化のなかでも共存共栄できる体づくりができるのが、太学功の気功教室です。
Mさんは、気功教室に通い始めて、頭痛が和らいだり、
朝起きて体が軽くなったと感じるなど、少しずつ体の変化を感じらています。
この神様がつくってくださった体には自然治癒力も備わっているに違いないと感じられ、
氣功の練習はその力を呼び覚ましてくれると思い、練習に励んでいらっしゃいます。

Mさん、心より応援しています!
(k.m)