「更年期」といえば、一般的には女性特有のもので、閉経前後１０年間の４５～５５歳の期間をさすことが多いようです。
この時期は、気持ちがふさいだり、顔が火照ってやたら汗をかいたり、イライラしたりと不快症状を感じる方も多く、このような不調が「更年期障害」と呼ばれるのは、ご存じの通り。
閉経前から女性ホルモンが急激に減少するために起きるものとして、女性であれば誰しも避けては通れない道・・・というイメージで捉えられています。
ですが最近では、男性にも更年期があり、同様に不快症状・不調を覚える方が多いことが話題になっています。
ある医師によれば、男性更年期障害の４大症状は、気持ちが晴れない・睡眠障害・性欲減退・汗をかきやすい、だそう。
女性のように閉経というハッキリとしたターニングポイントがない男性の場合、男性ホルモン減少の時期は人それぞれ。
それゆえ、更年期といわれる年齢も４０～８０歳と幅が広いのです。
世間では、更年期障害は仕方がないこと・・・と受け入れ、病院に行けば減少したホルモンを補充するという対処療法をするのみ。
ですが、更年期障害は歳とともに気が低下することによるもの。
無理矢理ホルモンを補充してみても、低下した気を高めない限り根本的な解決にはなりません。
太学功では、“更年期は体が長寿に向けて省エネ体質にシフトしている時期”と考えます。
自分の体に気が足りないから不快な症状が出てしまうのです。
気が充実していれば、更年期“障害”にはなりません。
体の「エネルギー不足だよ！」という警告が更年期障害。
恐れ、忌み嫌うよりも「これからの人生を健やかに暮らすため、生活を見直すきっかけを与えてくれるありがたい信号」と受け止めて、前向きに対処したいものですね。
陰陽功でホルモンのバランスを整える・施術でエネルギーを補充するなど、男性女性双方の更年期障害に立ち向かう術が太学功には揃っています。
m.s
