生きる力を信じて良かった!

先日、庭を歩いていたときのこと。
突如、草木の茂みからポーンと鶯の雛が転がり出てきました。

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巣から落ちてしまったのでしょうか。
鶯の赤ちゃんは羽がまだ生え揃っておらず、何度となく羽ばたこうとするものの、すぐに地面に落ちてしまいます。

ひ弱な姿は哀れで、「保護して花鳥園に連れていこうか・・・」という考えが頭を過りました。
いったん思わず手を出したものの、するりと逃げられてしまいましたが。
ですがその後、「自然に任せるのが良いだろう、赤ちゃん鶯の生きる力を信じよう」と考えを改めました。

立ち去ろうとするとそこへ、お母さんと思われる鶯と兄弟と思われる大きめの雛鳥が、赤ちゃんの近くに舞い降りてきたのです。
お母さん鶯がまず、見本を見せるかのように赤ちゃんの元から飛び立ち、近くの林の方に行くと、続いてお兄ちゃん鶯も後に続きます。
すると、赤ちゃん鶯も懸命に同じ方向に飛んで行こうと羽をバタバタさせました。
何度も失敗を繰り返しながら、懸命に家族の方に飛ぼうとしています。
気が付けば私は、涙を流しながら「頑張れ!もうちょっと!」と声に出して応援していたようです。

そしてとうとう、赤ちゃん鶯はお母さん達の待つ林の方に渡ることができたのです!

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感動のあまり、写真を撮ることを忘れていたのが今となっては残念ですが。。。
生きる力を目の当たりにし、清々しい気持ちで心が満たされました。

早まって花鳥園に連れていっていたならば、離れ離れになったお母さんも赤ちゃんも悲しい思いをしたことでしょう。
鶯の赤ちゃんの「生きる力・元気」を信じて良かったと心から思った出来事でした。

m.s