泥の中に咲くはすの花

ある日の午前、レッスンにいらした

瞳の美しいOさんのお話しです。

現在、自由が丘支部ビルは大規模な外壁の工事中です。
その日は壁を削り取る作業をしていた様で、
四方八方から、いかばかりの騒音が鳴り響き、
きつつきにつつかれている樹木か、
歯医者で削られる歯にでもなったかの様な
大きな騒音の中でのレッスンとなりました。

しかし、Oさんはレッスンにとても集中されていらっしゃいました。
レッスン終了後、
「工事の音、大丈夫でしたか?」
との講師の質問に
「はい。BGMの様な感じでまったく氣になりませんでした。」
とさわやかな笑顔でお答えになりました。

Oさんはもともと、大きな音がお嫌いで、
ご近所の幹線道路に大型トラックなどが通る時に出る音におびえ、

避けて通る様な方でございます。
今でも雷がなると怖くて仕方ないとおっしゃいます。

「もし、一人で家に居て、
今日の様な工事の音が鳴り響いていたら、
怖くて仕方なく、つらくなり、とても集中できないと思います。
でも、なぜかここは安心できるのです。
ここにいれば何があっても大丈夫。
守られているという気がするのです。
うまく言えないけれど、
温泉に浸かって安心しリラックス、
ゆるんでいる・・・、
いいものが染み込んでくる という感じでしょうか。」

丁先生は「“泥の中に咲くはすの花”の様に、
どんな劣悪な状況においても、
悪いものには染まらず、
共存
自分の美しいものを開花させる様に。」
とおっしゃいます。

本日のOさん、
通常では嫌悪感を否めずイライラし、集中しにくい騒音の中、
音の悪影響を受けずに共存し、
集中し身体を整えていらっしゃいました。
うららかな輝く瞳で丁寧にお話しして下さったOさん。

氣の場の中で健やかにご自身に集中、

2015-6-9bj

周囲の環境と共存し
美しく花を咲かせていらっしゃいます。

どんな状況でも今のご自身に集中できる力が付く
「氣の場」で
本来のご自分を取り戻してみませんか?

「集中できる力」を得る方法が
太学功気功教室にございます。
少しづつ重ねると「共存力」が増してきます。
この真常識
今日からでも実行可能でございます。
SI