気功師養成コースを受講してふたたび得た素直な心

気功師養成コースを受講された方々が得られた感想、そして効果は千差万別です。
今回は、気功師養成コースで鍛錬を重ねて子供の頃の素直な心をふたたび得られたとおっしゃるAさんのお話しのご紹介です。k.s
『物心ついた頃からの父の印象と言えば、とにかく仕事熱心で、あまり家に居ない人。
思春期には、自分から父に話しかけることも少なくなり少しずつ距離を置くようになっていました。
父が教職についていたため、いつも良い子でいなければ!!というプレッシャーを無意識のうちに自分にかけていました。
周りの目、評価をいつも気にしているうちに固まってがんじがらめになる。
がんじがらめな心は素直さから遠ざかる。おそらく、身体も心に連動して硬くなっていたと思います。
父は、父。
わたしは、独立した個人の、わたし。
病を患ったことがきっかけで太学功に出会い、元気を取り戻しながら、「いつか、何かのお役に立てることが出来たら嬉しいな」と考えたわたしは、気功師養成コースを受講し心身を鍛えてみたいと思うようになりました。
わからないことだらけで不安、でも新しい世界の入り口でワクワクしたのを覚えています。
新しいことの連続。
そしてビックリだったのは、いかに自分を蔑ろにして見て見ぬふりをしてきたのかという現実でした。一番身近なのに、一番遠いのが自分でした。
身体の土台を作り直す日々を重ねていくうちに、心もいつの間にか柔さ、鷹揚さ、優しさを取り戻してきたような気がする事が少しずつ増えてきました。
時間を重ねるうちに、父は父。わたしは、わたし。と別々に壁を作り、眺めていたその壁が薄くなり、素直な目で父を見るようになっていました。
自分の思い込みの目だけで判断し、決め込んでいた父の印象は変わりました。
自分の意識が変わると、その瞬間に父への思いが今までより格段に温かいものへと変貌を遂げていました。
今では、父を心から尊敬していると堂々と言える素直な心がかえってきました。
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素直な心が曇らないよう、これからも精進していきたいです。A』