60代女性のDさん。
気功教室に通ったきっかけは、病院通いをしても、
なかなか改善されなかった高血圧と心臓の不調が少しでも改善されないかと思っていたところに知人に紹介され、
半信半疑…でも少し期待して気功教室の門を叩いたのだそうです。
最初は、何が何だかわからなかったそうですが、
わからないながらも教室に通っているとなんだか気持ちがイイような気がしたそうで、
とりあえず続けてみようかな…軽い気持ちで週に1回の教室と週に1回の施術をすることにされたそうです。
そのうち家でも練習するようになり、
半年ぐらいたった頃でしょうか、血圧も薬を飲まないでも安定するようになり、心臓の発作もほとんどおこらなくなってきたそうです。
それからしばらくして、ふと、長年悩まされていた足の親指の巻き爪の痛みを最近感じなくなったのに気がつかれたそうです。
「気功で足の巻き爪まで良くなるなんて思ってもみませんでした。」と驚きと喜びの感想をお聞かせいただきました。
巻き爪の原因は、窮屈な靴や歩き方、爪の切り方等色々言われています。
例えば、足先の細い靴や合わない靴を履いていると、爪や指先が常に圧迫された状態が続き、
足先まで気と血液が流れにくくなってしまいます。
すると爪自体のもつ「広がる力」が弱くなってしまった状態になり、巻き爪の原因となります。
内側の広がる力が弱くなった半面、外側の爪の巻く力が必要以上に強くなり、巻き爪が発生してしまいます。
「菅谷文人他「巻き爪の発生メカニズムに即した治療方法とは」
『聖マリアンナ医科大学雑誌』42巻第2号, pp. 54–55,2014.8)
「広げる力」が弱まるのは、
立ち方や歩き方にも原因があることもあります。
骨盤や背骨が曲がっていると、
立つ時や歩く時の足の裏全体にかかる力のバランスが崩れてしまい、
指先にかかる爪の「広げる力」を弱めてしまいます。
つまり、巻き爪となる要因は様々なれど、
足の指先・つま先まで気と血液が滞りなく流れなくなる事が原因です。
Hさん、気功でエネルギーが充実し、
歪んだ背骨や腰も少しずつ矯正されて立ち方や歩き方も正しくなり、
足先まで気と血液が良く流れるようになったため、内側の広がる力と爪自体の巻く力のバランスが整えられ、結果として巻き爪も改善されたと考えられます。
病院通いでは改善されないような症状も
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