読書の秋・芸術の秋・・・、この数か月は充実した夜長を楽しまれたことでしょうね。
そして気づけば、早くも師走!
「あれもしなくちゃ、これもしなくちゃ・・・会食・宴会のお誘いもいっぱいで嬉しい悲鳴!」
多かれ少なかれ、誰しもこのような状況になるこのシーズン。
ことさらに睡眠時間の確保・規則正しい生活リズムを大切にしたいもの。
ある研究によれば、睡眠時間が5時間未満の人は、5時間以上の人に比べて血糖値が高く、肥満になりやすいそう。
エネルギーの観点から、その機序を考えてみると・・・
睡眠不足が続くと、身体は休養・修復にエネルギーを回す余裕がなくなります。
「これは困った!」と脳がエネルギー不足を感知すれば、他で賄おうと必死になり、食欲を増進させるホルモンが多く出る半面、食欲を抑えるホルモンが抑制されることに。
結果、過食しやすいばかりでなく、血糖値をバランスさせるホルモンもうまく働かなくなり、肥満や糖尿病につながる恐れがあるのです。
さらに、睡眠が不足すれば交感神経の働きが強くなり、高血圧を招きやすくなることも考えられます。
忙しいときこそ、いつものペースを大切に。
早めにお夕飯(宴会?)を終えて早めに就寝・休養する。
そして、過度に寝坊することなくパパッと起きて練習時間を確保する。
毎日のちょっとした心がけで、イベンティブなこのシーズンを楽しく快適に過ごしたいものですね。