60代女性のTさんは、生まれつき両目が悪く、
幼少の時に右目は失明してしまいました。
左目は弱視ながら何とか見えていたのですが、
40代の頃、白内障をきっかけにこちらも失明。
通常の人と違って眼の状態が悪いため、白内障の手術もできず、
以来20年間、全盲として生活してこられました。
さてTさんは、今年の1月太学功気功の基礎コースに入会。
当初の目的は、持病の心臓病を含めて、少しでも体質改善したいというものでした。
毎週1回、介助を受けながら、コツコツとレッスンに出席し、
熱心に受講されました。
さてこの秋、Tさんは左目に義眼を入れることを検討するため、
久しぶりに眼科を受診しました。
すると、眼医者さんが驚いてTさんに伝えました。
「いままで眼が濁って眼底まで見えず、白内障の手術をあきらめていましたが、なぜか眼がきれいになっています。これなら手術ができますよ!」
こうして10月半ばに手術を受け、見事に成功。20年ぶりに視力を取り戻しました。
手術後の静養期間があけて、教室にいらっしゃったTさん、
何と眼鏡をかけて登場されました。
今まで声だけのおつきあいだったクラスメイトたちも、初めて顔を見てもらえて大感激!
Tさんは、太学功の教室と毎日の練習で血液や体液の循環が改善し、特に頭部への流れが強化されました。
この結果、眼球内の液体のめぐりも良くなり、周辺の細胞の質も改善して、視力の回復に至ったと考えられます。
Tさん、大きな励みになる体験を周囲に与えて下さり、ありがとうございました。これからもご一緒に、楽しく気功で元気を増やしていきましょう!