太るものほど美味しいワケ

本来、私たち人間を含む動物はみな、摂取カロリーが必要量に足りた時点で自然に食欲が収まり、食べるのをやめるようにできています。

そうであれば、むやみに太ってしまうこともないはずなのですが・・・。

ネズミを使った実験で興味深いものがあります。

ネズミに濃縮された油脂や砂糖を与えると、食欲制御が利かずたくさん食べてぐんぐん太っていくそうなのです。

この時のネズミの脳を調べると、「報酬系」というドーパミン神経系の働きが強くなっているそう。

これは、ニコチンやアルコール、麻薬などの欲求を感じるときと同様に脳内に強烈な切望感を生み出し、その欲求が満たされれば幸福感・満足感が高まるというものです。

研究者の伏木亨氏(龍谷大学農学部教授で、食の嗜好研究センター長)によれば、
「脂肪や糖質は、動物が生きていくための大事なエネルギー源になる成分。

その味を際立っておいしく、もっと欲しいと感じるのは、生きていくうえでとても貴重な能力です」と。

なるほど。

野生動物はもちろん、私たち人類も歴史的に飢餓や飢饉を経験しそれがDNAに記憶されています。

生き抜くために栄養価の高い食べ物を好み、食べられるときに食べられるだけ食べておこうと脳が働くのは本能的な理由があるようです。

(参考:日経電子版)

しかし、飽食の時代を生きる私たちにとっては、このような脳内システムは厄介な場合もありますね。

ましてや、このような脳の働きは、体に元気が不足しているときによりいっそう強くなるのです。

「体にエネルギーが足りないよ、もっと食べなさい!そしてたっぷり蓄えなさい!」

20151006bj

この脳の誤った判断回路を断ち、正常な食欲を取り戻すのが太学功ダイエットの特徴です。

エネルギーを高め元気になることによって、必要以上に食べものを欲しない体になる。

食べたい欲求を我慢する必要がないダイエット法である理由はここにあります。

長年の研究、奥深い理論に裏付けされた太学功のダイエット。
気になった方は、お気軽にお問合せください。
m.s