啓蟄(けいちつ)

冬の間に籠っていた生き物が

土から出て来て

生き生きと活動し始める頃、

啓蟄(けいちつ)と言います。

 

桃の花が咲き始める頃でもあります。

昔は桃の花は、咲くではなく笑うと

表現したそうです。

可愛らしいですね。

 

生き物の活動が活性化する様に、

草花が芽吹く様に、

人間も新陳代謝が活発化し

身体の細胞が新しくなる時期です。

しかし、

ここで無理をすると

エネルギーを無駄に消耗して、

疲れてしまいます。

 

私たちは春の新緑や花を美しいと感じ、

心も和みますが、

体にはある意味、

厳しい季節であることも知っておき、

体調を気遣いながら、

桃の花が咲く様に

余裕を持ち、微笑んで

過ごしたいものです。

 

参考文献:病気を自分で治せる氣のパワー