人生はマラソンだ

マラソンや長距離走、近年人気が高まっている自転車のロードレースなど、持久力・耐久力が要求されるスポーツは、ペース配分はもとより選手の能力・個性に応じた作戦が重要になるようです。

彼らの作戦をエネルギーの観点から眺めると、また違った興味が湧いてきます。

①持久力に自信があって、とにかくトップを突っ走るタイプ。

「抜かされてたまるか!」という気迫が感じられ、観るものを魅了しますが、当人のプレッシャーは大変なもの。そのプレッシャーゆえのエネルギー消耗が激しいことは想像に難くなく、レース後半でスタミナ不足(‘_’)、結局追い抜かされてしまうシーンはよく目にします。

②周りに影響されず、マイペースを維持するタイプ。

ダイナミックさは感じられませんが、心も体も省エネルギーの状況を維持。他の選手がペースを崩した結果、トップに踊り出るなんていう幸運もありそう。

③レース前半は余裕をもった走りを続け、ラストスパートをかけるタイプ。

前半は体力温存、後方について省エネランをしておき、終盤、他の選手がエネルギーダウンしてきたころを見計らって何人も追い抜いていく様は感動的!

これって、人生に似ていると思いませんか?
もちろん、人生は人との競争ではなく、勝ち負けもありませんが、長い人生のあいだ「気」=生命力をペース配分する必要性は、マラソンと同様です。

①若さと体力に任せて不養生・無茶を続け、エネルギーを使い果たした結果、体調不良に陥り、ときに大病を患うパターン。

②自分の体力や限界を認識していて、無理をせず「ほどほど」を守り、生涯穏やかに過ごせるパターン。

③子供のころから体が弱かった人が、養生を怠らず積極的にエネルギーを温存した結果、元気に長生きするパターン。
人の生き方は様々ですが、やはり①は避けたいものです。

「命あっての物種」、健康あってこその仕事や勉学など人生目標ですから。

太学功の気功で、省エネルギーの術を学び、そしてパワフルなエネルギーを補充しながら生きていく。
多くの方々がっそうやって、自己実現・目標達成・日々の幸せを手に入れられますように。

スタッフ一同、心を込めて伴走させていただきます!

20150922bj

m.s