チョコレートは薬にもなるの?

どこを歩いても、チョコレートが山積みになっている様子が視界に入る時期ですね。
もうすぐバレンタイン。
私の周りには、自分への美味しいご褒美は何にしようと考えている方々がいらっしゃいますが、皆様はいかがででしょうか?
カカオ豆の栽培は、はるか昔、紀元前二千年頃から始められていました。
チョコレートは元々、カカオ豆をすり潰した飲み物で、薬として珍重され貨幣として使われていたこともご存知の方が多いことと思います。
カカオ豆には、カルシウム、鉄分、マグネシウム、亜鉛などのミネラルが含まれていることや、ポリフェノールの効果なども、よく知られているものです。
ただし、現代の私たちが口にするチョコレートは、砂糖が加えられた甘いスィーツ。
薬用として飲まれていたのは、トウガラシを入れたものが普通でした。チョコレートに砂糖が加えられるのは、また後々のこと。砂糖が加えられ嗜好品として広く知られるようになっていきます。
江戸中期、医術・動植物に造詣が深かった広川澥が長崎に逗留していた際に書き留めた『長崎聞見録』にも、「しょくらとお(チョコレート)は、紅毛人(オランダ人)が持ち渡る腎薬」と紹介されているそうです。【養命酒ライフスタイルマガジンから】
効果があると聞いて、すぐに飛びつくのは要注意‼︎
効果があるものほど、食べる量、食べ方に気をつけなければなりません。
砂糖が加えられておらず、薬用の飲み物から嗜好品に変化した現代のチョコレートは、食べ過ぎることにより肥満、ニキビ、虫歯などで身体を害することもあります。
日常食べるものでさえ、食べ方を間違えれば病気につながっていくもの。
薬に至っては、さらに注意が必要です。身体には、食べ物より多くの負担を強いて副作用という弊害も隣り合わせです。
なるべく薬のお世話にならないように、普段から自分の心身をコントロールし、食事の量は自分の適量を守りましょう。
真実を知り、さらにそこから毎日に生かしていけるのが気功
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