この時期こそ溜めない努力を!

梅雨に入る前に、保存食や冷蔵庫内の整理をして大掃除をするのが習慣という方が多くいらっしゃいます。食品が傷みやすいこの季節は、できるだけ買いだめをせず、食材を使い切る工夫もされていることでしょう。

実は、私たちの身体についても同じことが言えるって、考えたことがありますか?

身体が必要とする量を上回る食べ物を食べた場合、カロリーの余剰は脂肪となって体内に蓄積され、それ以外の成分は体内に貯蔵し後々有効活用されるもの、あるいは直ちに排泄されるものとに分かれます。

食べたものの消化といえば、胃腸だけが働くと思われがちですが、実は体中の臓器がそれぞれの役割を果たすのにてんてこ舞い、各臓器を総動員して処理をしています。
ですから、食事量が多ければ多いほど、内臓は酷使され疲弊するのです。

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これが、太学功が少食をお勧めしている大きな理由。
身体が必要とする量以上の食べ物のために内臓を働かせ続けることは、エネルギーの無駄遣い以外の何物でもありません。

そしてこの季節にはさらに注意が必要となります。
暑さで内臓も疲労し、消化できる能力が普段よりも低下しているのが通常。
未消化の物質、有効活用し切れない物質、排泄し切れない物質が体内に溜まり、いわゆる毒素が発生しやすい季節といえるのです。

そしてこの暑さですから、食品が傷みやすいのと同様、体の中の残留物も腐敗しやすく、いっそう強力な毒素となって体を蝕み、老化の原因となってしまいます。

入れたものは出し切る。
使い切れる分だけ入れる。

食中毒予防のスローガンのようですが、是非この点を頭に入れて夏の食べ過には注意をしましょう。

既に溜まってしまった毒素を出すには・・・?
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m.s