「寝不足→甘いもの」の仕組み

去る7日公開の記事にて、適切な睡眠時間の確保の重要性をお話しいたしました。

 

タイムリーに、10日に筑波大学が発表した研究がとても興味深いのでご紹介しましょう。

 

同大学のミハエル准教授らによれば、寝不足になると甘いものが食べたくなるのは、脳の前頭前皮質の活動による本能的な作用だそうです。

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睡眠には、寝入りばなの深いノンレム睡眠と、脳が一部活動しているレム睡眠があります。なかでもレム睡眠が不足すると、甘いものを食べ過ぎて太りやすくなる傾向があるところ、前頭前皮質の活動を抑制するマウス実験では、レム睡眠時間を短くしても、甘いものの摂取量が増えなかったというのです。

 

まだまだ科学では解明されていない部分が多い生物の機能ですが、基本的にすべての生物は、生命を維持すること・子孫を残すことのために、繊細かつダイナミックな営みを続けています。

 

その健気な働きを少しでも助けてあげたい・・・そのためにはエネルギーの補充とエネルギー浪費の防止が不可欠となります。

 

太学功気功で、脳と体の重労働を手助けしてあげましょう!