東日本大震災とコロナ過を予見した4行詩

太学功を主催する丁治紅先生は、毎年会員の皆さんに4行の詩が書かれている年賀状を送っています。この年賀状が作成されるのは前年の12月ですからその翌年の出来事を知る由もありません。しかし次の3枚の年賀状には東日本大震災と現在起きている世界中のコロナ過の出来事を予見する内容が書かれているのです。(中国では年号の考え方が旧暦で行われています。従って本来この詩は旧暦の正月に向けて書かれていることを念頭にお考えください。)

2011年(平成23年)

東日本大震災

4行の全てがこの年の3月11日に起こった大災害を予見するような内容となっています。

2019年(平成31年・令和元年)

日本では年号が令和に変わった、大きな変革のあったこの年。台風の甚大な被害を始め、さまざまな出来事のあった年でもありましたが、最大の出来事は誰も予想しえなかったコロナウィルスの流行の始まりです。そのことが世に出たのは2019年の12月上旬。中国の武漢で発生したのが報じられてからです。この年賀状に書かれている最大の天変地変は2019年の末に起きていたのです。

コロナウィルスが中国武漢で発生 /  台風15号、19号による甚大な被害

 

2020年(令和2年)

今年の状況は皆さんがご承知の通りです。昨年の12月には、まだコロナウィルスが全世界に広まることなど誰も予想していませんでした。この詩では、新しい季節を迎える春の希望や期待はことごとく吹き尽くされてしまうと書かれています。既に8月に入り、世界のコロナウィルス感染者は増え続け、今までに無かった40度を超える暑さも出現しています。そんな中では、詩に書かれているように、唯健康であることが大切なことと言えるのでしょう。

 

上記の3年以外の年の年賀状も参考に併せてご覧ください。

 

2012年(平成24年)

東日本大震災の翌年 /  山中教授がiPS細胞でノーベル賞受賞

 

2013年(平成25年)

東京五輪開催決定

 

2014年(平成26年)

御嶽山噴火 / 広島豪雨

 

2015年(平成27年)

スローガンとしての一億総活躍社会

 

2016年(平成28年)

熊本地震 /  オバマ大統領広島訪問

 

2017年(平成29年)

トランプ大統領就任(TPP離脱、パリ協定離脱) /   森友加計問題

 

2018年(平成30年)

西日本豪雨