基礎クラスから練習する童子功は、五臓強化、つまり生命力をアップしてくれる功法です。
12の形があるため覚え始めはついつい熱心に力んで練習したくなるものですが、急がば回れ。
気功はエクササイズとは全く目的が違い、気と血液を身体に巡らせるために行うものなので上手なリラックスが大切です。
余分な力が抜けてきたら、ゆったりとした気持ちで練習を始めてみてください。
心と体が一つになって徐々に身体の声を聞けるようになるでしょう。
昨日の身体と今日の身体。
朝の身体と夜の身体。
練習のたびに違う箇所を見つける事で自分の身体と仲良くなる。
仲良くなったその先に、自分で自分の身体をコントロールする事ができるようになっていきます。
気が満ちている教室での練習は、さらに発見がしやすくなりなります。
新たな自分の発見にワクワクしながら、本当の自分の身体を知っていくには、焦ることなく自分のペースで練習することも大切です。
急がず、自分のペースで続ける。
力まずリラックス。
これだけでも練習の効果は上がります。
春になって自分にどんな花が咲くのか、それを楽しみに練習をしてみてください。