昨年も花粉はひどかったのですが、暖冬の影響も有り今年はすでに花粉が舞い始めているようです。花粉症の方には憂鬱な季節がやってきました。このタイミングで昨年3月にアップしたブログ「花粉症の全てをお話しします」を再度皆様にご紹介します。
花粉症~免疫システムの混乱:
私たちの身体には、異物(抗原)が侵入するとその異物を攻撃するための細胞(抗体)や物質を作り出す免疫システムがあります。花粉を異物とみなし、その異物から体を守るために抗体(IgE抗体)が作りだされます。IgE抗体は、花粉が侵入するたびに作られていき、このIgE抗体が体内で飽和状態になったときに花粉症が発症します。その結果、目のかゆみ、喉のかゆみ、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどのアレルギー症状を起こしてしまうのです。
花粉症の2つのタイプ:
花粉症には2種類あるって知っていますか?症状は同じに見えますが、花粉症には2つのタイプがあります。
過敏型花粉症
特徴:若い方(20歳前後まで)に多く、まだ成長途中のために免疫機能がきちんとできあがっていないため、花粉を異物として認識して過剰に攻撃するために症状が現れます。
対処法:体質改善に高い効果がある童子功がお勧めです。五臓を強化して免疫力を高め、免疫機能の正常化を目指します。
炎症型花粉症
特徴:免疫力が落ちているために、すぐに前述の抗体が飽和状態と脳が認識して、さまざまなアレルギー反応を起こします。
対処法:花粉の季節が始まる前に予防するのがポイント。気功水で鼻や目を洗浄すると効果的です。免疫力を向上させる童子功を行って体質改善をすると同時に、玉女美香功を行って鼻や目に集中的に気をあてることで、花粉症の不快な症状を軽減します。
花粉症に気功が効く理由:
過敏型も炎症型も、それぞれ気(エネルギー)が減っているために、身体が正しく花粉と言う物に対応できていないために発症します。気が体に充実することで、身体が本来持っている免疫力が蘇り、混乱した免疫システムが正常に作動すれば、異物に対し過剰反応をしなくなり、花粉症の症状が緩和されます。
過労や加齢などで、もともと気が減少傾向にある方には、気を直接注入できる気功療法がお勧めです。
ちょっとした不調であれば、自分で治せるようになりたい方や体質改善に取り組みたい方は、気功教室で気を取り入れる方法をお勧めします。教室では、季節を通じて花粉症対策の話もしています。病院では根治が難しい花粉症を、本格的気功で治したいという方が当研究所にもたくさんいらっしゃっています。
教室に通うKさんは、「毎年花粉の症状は、錠剤と点鼻薬で抑えていましたが、気功を始めてからは症状が緩和し、気功水で鼻うがいをすることで薬は不要になりました」とおっしゃっています。
またOさんは、 35年来苦しんでいた花粉症を克服しました。
「中学生の時から花粉症が発症し、毎年目がゼリー状になったり、目ヤニで目が開かなくて、鼻の粘膜も腫れ上がり、鼻をかむと鼻血が出ていました。
ひどい時には熱が出て、薬を飲まないと日常生活を送ることができない状態が35年ぐらい続きました。
ところが、気功の施術を受けてからは症状が軽くなり、薬を飲まなくても良い状態が続いています。
去年は杉の木が群生している山にも容易に登ることができました」
と喜びの一言。
花粉症を克服して好きなことを思いっきり楽しまれているOさんです。
春は本来は憂鬱な季節ではなく、これから何かが始まるワクワクする季節です。
花粉症にサヨナラして、春を思いっきり楽しみましょう。
他にもたくさん花粉症の快癒例をご紹介しています。
HP下部の検索窓で「花粉症」と入れて検索してみてください。
またひどい花粉症でお悩みの方は、是非お気軽にお問い合わせください。