60代女性のTさんは、両目とも見えないというハンディを抱えながら、
企業内の保健室スタッフとして、社員のマッサージなどに活躍されています。
このたび縁あって、太学功気功教室の体験に見えられました。
ヘルパーさんに付き添われていらっしゃり、
一般の生徒さんたちとご一緒に、太学功の強い気の場の中での気功練習を体験されました。
さて、Tさんは狭心症の持病をお持ちで、ちょっとした運動でも激しい動悸を起こしてしまいます。
体験の際、夜で暗かったこともあり、自由が丘の駅から教室までの道に迷ってしまいました。
教室の開始時間に遅れてはいけないと、ヘルパーさんと二人で必死に早歩きで何とかたどり着きましたが、
教室に入った時には、心臓がバクバクで、今にも倒れそうな心地だったそうです。
フラフラな気持ちで教室に参加したTさんでしたが、そこで驚くべきことが起こりました。
目の見えないTさんは、自分を包んでいる気功教室の空間が、いつもと違っていて、
とても静寂で、ゆったりとした、不思議と気持ちが落ち着く場所であることに気が付いたのです。
そして開始して5分たらずで、激しい動悸はすっきりとおさまっていました。
いつもなら、常備しているニトログリセリンの頓服薬を服用しないと、動悸はいつまでも
おさまりません。
「こちらの教室の気の場は本物だ。私は宝物を見つけた!」と直感したTさん。
さっそく基礎コースに入会されました。
翌週の教室にやって来たTさんにご様子を伺うと、
「体験の日以来、ニトログリセリンを服用する回数が激減しました。
一日に2,3回は飲んでいたのですが、実はあの日以来一度も飲んでいないのです。
また、頑固な便秘が翌日から解消して、なんだか不思議な気分です。」
とのことでした。
Tさん、嬉しいコメントをありがとうございました。
気功は魔法ではありません。表面的な症状は、状況によって
進歩・退歩の表情を繰り返すかもしれません。
ですけれども、太学功気功はTさんが全身で感じて下さったとおり、
1回のレッスンごとにご自身のエネルギーを補てんし増やす力があります。
継続する事で、身体の中から(おおもとから)元気が増え、
心身ともに良い方向に変わっていきます。
これからもご一緒に楽しく頑張っていきましょう。