私の観身法~自分の心と身体を見つめる~

  大和田講師

 数ヶ月前、水疱瘡になりました。水疱瘡といえば子供がかかるもので、大人になってからだと症状は重いと聞いていました。その通りで、赤い湿疹が顔中、体中にポツポツと広がり、さすがに「本当に治るのかなあ」と不安になりました。

 ただ、高熱の中でも、私には「気功で水疱瘡を治したい。」という思いがずっとありました。これまで、いろんな病気や症状を気功でよくなられた方の例を見たり、自分でも気功を通じて様々な体験をしてくるうちに、気の力で細胞から元気になり、結果、病気や症状が良くなるということが、私の中ではごく自然なことになっていたのです。ですから、すぐに丁先生に遠隔療法をお願いしました。

「高熱の時にたくさん気を入れると、元気な細胞だけでなくウイルスにも気が入ってしまう。高熱が続くようなら、肺炎を引き起こすといけないから、その場合は医者に行きなさい。」と先生がおっしゃったのですが、そういうこともあるのかと納得しました。遠隔でエネルギーを入れていただいたお陰で、翌朝、熱が下がった時には、ウイルスと戦ってくれた自分の身体に「よく頑張ったね」と思わず声をかけていました。その時改めて、自分の身体が持つ力を信じてみようと思いました。そして、どうゆう経過で直って行くものなのか、自分を観察してみたくなりました。やっと起き上がれる様になった時、ポツポツだらけの顔を写真に撮っておきたいと思ったのも、そんな気持ちからでした。(これは今自分で見てもびっくりします。)

 もちろん鏡を見れば、真っ赤な湿疹だらけの自分の顔があるわけで、それはやはり気になりました。太学功には「玉女美香功」という素晴らしい功法があります。先生に玉女美香功をする様に、ご指導いただきました。太学功では玉女美香功と云う素晴らしい功法があり、この功法をつづけることで皮膚の細胞が早くよみがえるまた、私自身も「この場合はきっと 玉女美香功 だろう。」と感じていましたので、毎日練習をしました。そして4ヶ月が過ぎるころ、生徒さんから「そういえば、水疱瘡の跡がきれいになくなっていますね。」と声をかけていただけるまでになりました。

 水疱瘡になったということは、身体の中にあった不要なものが「出てきた」ということでもあります。病気になったことが悪いことではなく、今の私にとって、心と身体の両面において、必要な過程だったのだと思える様になりました。

 今回の体験が私にとっての実践観身法【~自分の心と身体を見つめる】になりました。