寝力(ネヂカラ)は生きる力

先週木曜日の未明、関東地方では激しい雷雨がありました。
あちこちで落雷もあったようですね。
午後の中基礎クラスにいらした会員さんも、口々に「今朝は凄かったわね」
「雷の音で目が覚めちゃった!」などとお天気の話で持ち切りでした。
そんななか、「全然知らなかったわ~、目が覚めたら地面が濡れてたから、あ、雨降ったんだ。。。って思っただけ。」と涼しい顔でおっしゃるSさん。
Sさんは、二人目のお子さんを出産されてから精根尽きてしまい、ご本人曰く「ヨレヨレに」疲れ切った状態で、太学功の基礎コースを始められました。
その頃は「疲れているのに眠れない」という辛い日々が続いていたそう。
熟睡できなければ当然朝はスッキリと起きられず、6時半から15分おきに3回目覚ましアラームが鳴るように設定し、なんとか7時までに起きるという努力をしていました。
疲労回復のために睡眠・・・は常識ですが、疲れ過ぎ⇒つまり極端に「氣」が低下てしまうとうまく睡眠をとることができず、ますます疲労が蓄積してしまうという悪循環に陥りがちです。
そう、寝るにも体力が必要
Sさんは、そんな「寝力(ネヂカラ)」が低下している状態だったのです。
私たちの体は、夜寝ている間に昼間の活動で消耗したエネルギーをチャージし、傷ついた体細胞や遺伝子の修復をすることによって正常な機能を維持しています。
そんな自己修復機能がうまく働かなくなってしまったときには、気功によって積極的にエネルギーを補ってあげることが必要になります。
基礎コースを始められて1か月ほど経った頃だいぶ人間らしく戻ってきました」と笑っていらしたSさん。
その後も熱心に練習を重ねられた今、夜ベッドに入るとコロッと寝入ってしまい、激しい雷の音にも気づかなないほど爆睡(?)することができるようになりました。
夜の間に充分にエネルギーチャージできるため、朝の目覚めもスッキリ!
今では目覚まし時計が必要なくなったというのですから、短期間でものすごい変化ですね。
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艶やかな芍薬の大輪にも負けないチャーミングな笑顔は、眩しいほどに輝いています。
「寝力」は「生きる力」 そして「生きる力」はまさに「氣」に他なりません。
太学功の氣功教室は、生徒さんの「生きる力」を短期間に着実に底上げしていきます。
(M.S)