40代男性のAさん、まだ20代だった2010年に体調を崩しました。
極端な冷えと激しい胃腸の不調に陥り、午前中は起きて外出することができなくなり、仕事も退職を余儀なくされました。以来外出がしにくい状態が続き、生活にも大きな支障を抱えていました。
2021年に太学功気功を開始しましたが、毎週定期的に教室に通うことができないために体調と天候の良い日を選んでプライベートレッスンをコツコツ受講することにしました。プライベートレッスンを受講し始めたAさんのお話では「レッスンでは気功の方法を一つ一つ教えていただきました。例えば童子功なら、1つから2つずつ丁寧に教えていただきましたので、一つ教えていただく毎に体調改善の効果が増していくことに驚きました。」とおっしゃっています。現在は、月に1回程度のペースでレッスンを受けています。
教室に来られない分、自宅での練習に力を入れて遠隔の気功瞑想も活用しています。その結果、じわじわと体調が回復し、冷えや胃腸の不調が少しずつ改善してきました。
元気なころAさんは頻繁に札幌のお父さまの実家を訪問していましたが、飛行機搭乗が必要な長旅が無理な体調となり、実家への訪問は途絶えていました。そんなとき、今年の6月にはお祖母様が96歳で亡くなりました。丁度そのころAさんは、太学功による体調の改善がすすみ、長旅をする自信を感じ始めていました。
そして7月の四十九日の法事を迎えた際、Aさんはお祖母様に最後の挨拶をするために14年ぶりの飛行機搭乗を果たし、法事に出席して親戚の方とも久しぶりに会うことができました。「飛行機は思ったより疲れず、あらためて体調回復を実感しました。これでどこでも行ける自信が湧いて、格安航空券を調べ始めています」とAさん、嬉しそうに話して下さいました。
無理のない形で太学功のさまざまなツールを使いこなしながら体調回復を実現されたAさん。Aさんの自宅での練習方法は「①童子功は教えてもらったことを午前中に9回ずつ実践 ②就寝前に童子功の4,5,6番を9回ずつ実践 ③放松功は1日5分ぐらい行う ④瞑想は1日5分ぐらいを気づいたときに実践」とのこと。素晴らしいですね。Aさんの努力には頭が下がります。Aさん、太学功で元気になり、これからも大いに人生を楽しんでください。