腎臓がひとつでも元気な私

 もうすぐ80歳になろうとされる生徒さんのお話です。

Mさんは10年以上前に手術で腎臓を一つ取りました。当時は大分迷われたようですが、腎臓を一つ取らざるを得なくなった方は世の中にもいらっしゃるので、病院の先生や周りの方の勧めで除去手術をされたとのことです。

 当時Mさんはすでに気功を始めていましたので、ここで一念発起し、玉女美香功を朝晩毎日3時間一生懸命練習をされたとのことです。そして練習の最後には、一つしかない腎臓に「今日も宜しくお願い致します。」「今日もありがとうございました。」と心から腎臓にお礼を言って練習を終える毎日だったということです。

 そして最近病院で腎臓の機能を測定したところ、驚くべきことに残った一つの腎臓で、通常の人の2つの腎機能の合計を100とすると残った1つの腎臓で80までの機能をカバーしていたとのことです。これは失礼ながらMさんの年齢を考えると通常考えられないことで、ただでさえ2つの腎臓の腎機能を50、50に維持することも大変な年齢で、一つで80もカバーしていたということで、ご本人もびっくりされたというお話を伺いました。

 玉女美香功は太学功の中級の教室で習う功法の一つですが、内臓の一つ一つに気を送り身体全体を元気にしていく方法です。Mさんのご自分の身体をいたわる気持ちと太学功のエネルギーの相乗効果に、Mさんの腎臓が答えてくれた結果ではないでしょうか。

 世の中で不可能と思われることも、エネルギーの力とその人の気持ち次第で素晴らしい結果が生まれることが分かります。特に身体にハンディのある方でも努力すれば気功で元気になれるうれしい話ですね。

 

三鷹教室 Mさん