緑内障? 自分の眼は自分で守る

緑内障の疑いがあると診断された30代女性Sさんの体験談をご紹介します。

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「目が見えにくいなぁと思い始めた時、母に相談したら、『友達で緑内障になっちゃった人が同じように見えていないところがあるから、眼科に行ったら、緑内障といわれたのよ。。。一度眼科に行ってみたら?』といわれ、眼科で検査をしてみました。

病院の先生から『ひどくはないけれど、緑内障の疑いが強いので、進行を遅らせる点眼薬を処方しておきます。また、1週間後に来てください』といわれてしまいました。

薬はあまり使いたくなかったので、ネットなどでいろいろ調べたところ、進行すると見えなくなってしまうこともあるなど、怖いことも書いてありましたが、自分でも進行を遅らせることもできると知ったのです。

身体によいことを始めようと、母が通っている気功教室に行くことにしました。

教室に入会すると同時に、太学功気功療法を受けることに。

3回ほど施術を受け、また同じ眼科に行ったところ、経過観察でよいとまた使わない点眼薬を処方してもらいました。

それからは毎週、気功教室に通い、自分の身体と向き合うように。

緑内障がきっかけでしたが、『元気になる』ことに無頓着だったなぁと改めて思いました。

これからは自分の眼は自分で守ろうと思っています。」

 

【緑内障の原因】

緑内障は視神経に異常が起こり、目から入る情報がうまく脳に伝わらないことで画像を認識できなくなり、視野や視力に障害が起こる病気です。日本における失明原因第1位の病気で、患者数も多く、40歳以上では20人に1人、70歳代では10人に1人の割合で患者さんがいるという報告もあります(日本緑内障学会多治見緑内障疫学調査報告書、2012、日本緑内障学会より)。また同調査では病気に気づいていない人が8割を占めていたことも分かり、高齢化に伴い、今後ますます患者数が増加すると予想されています。
緑内障には慢性緑内障と急性緑内障があり、慢性緑内障は症状が進行しないと自覚症状がないため、自覚した時には手遅れになり、失明してしまうこともあるといいます。
見える範囲が狭くなる、見えない場所が出現するなどが典型的な症状ですが、私たちは両眼を使って見ているために、片方の眼に見えない部分があっても、もう一方の眼が補正してしまうので、視野の異常に気づかず、かなり進行してしまうこともあります。急性緑内障では、急激に眼圧が上昇することによって、頭痛や吐き気、眼痛、充血、目のかすみなど、激しい症状を伴うことがあります。
緑内障の原因には眼圧の上昇が深く関係しています。眼球はその内部を流れる房水(ぼうすい)という液体で満たされています。眼に必要な栄養を運ぶ房水は、一定の圧力で循環し、柔らかい眼球の形を保つ役割も果たしています。この房水の圧力が眼圧です。眼圧は年齢や性別、近視や乱視の度合いなどのほか、季節や時間帯、その人の活動度合などによって変動しますが、ある程度の値を維持しています。しかし、何らかの原因で房水が過剰になり、眼圧が上昇すると、視神経が障害された状態になり、緑内障の症状があらわれます。
房水の分泌と排出のバランスが崩れて眼圧が高くなり、網膜に広がっている視神経の束である視神経乳頭という部分を圧迫して視神経が障害されてしてしまうことが原因です。ほかに眼圧が正常でも視神経がその圧力に耐えられず障害が起こる場合もあります。主に原発緑内障、続発緑内障、発達緑内障に分類されています。
喪失した視野や視力を取り戻すことはできないため、緑内障の治療は、病気の進行を遅らせることが目的となります。眼圧を下げるために行う病院の治療方法は薬物治療、レーザー治療、手術治療の3つです。
緑内障は二度と元には戻らない病気とされているので、目が疲れている、目がかすむ、見えにくい場所がある、視力が下がる、突然目が痛くなる、頭痛が続く、目がいつも充血しているなど緑内障につながる自覚症状がある場合は早めの対処しましょう。

 

【太学功気功が有効な理由】

緑内障の原因である房水による眼圧上昇も房水のコントロールができなくなってしまったために起こります。私たちの身体は約60%が水分といわれ、高齢者だとさらに割り込みますが、私たちの身体は重力の影響を受けているため、水分が下にたまりやすく、上半身特に頭部に行きにくくなっています。若ければ水分量も十分なので、それほど影響を感じません。

老化して、水分量が減少し、エネルギーも減るため、気と血液が循環しづらくなってきます。身体の水分量が十分で、上半身へ水分が行き渡り、気と血液が十分に循環していれば、緑内障や白内障になることはありません。

この方のように、緑内障も体質改善をして、頭部まで気と血液が行き渡れば、症状は改善します。

頭部まで血液の循環を促す方法は白内障も水晶体(レンズ)を交換すれば見えるようにはなりますが、本当に治ったとはいえません。

血液をサラサラにする薬や血管を拡張する薬はありますが、血行がよくなる薬はありません。漢方薬の中には血行を促す効果のある薬もありますが、いずれの薬も副作用があるうえ、反射療法で、元気そのものが充実するわけではありません。

気というエネルギーそのものを増やすことで、気と血液の循環がよくなり、頭部まで自然に流れていく方法は太学功気功だけです。

緑内障だけでなく、顔のシミ、しわも改善した方もいらっしゃいます。

 

byNT