胆のう炎を患い、胆砂で悩んでいた５０代女性Tさんをご紹介します。
「胆砂って、知っています？
胆石のもっと粒子の小さいもので、胆砂や胆泥などがあるらしいんです。
最初、旅行をしようと思って、家事を済ませておこうと、
いろいろ用事をこなしていたら、みぞおちに差し込む痛みがあり、
あまりにも痛いので、病院に行ったら、胆砂による胆のう炎だと診断されました。
胆石はたまに体外に出ることがあるらしいですが、
胆砂は、サラサラしているため、
泥水が濁っているようなもので、体内で動いても散ってしまうだけで、
出てこないと医師に言われました。
ずっとこの痛みと付き合うのかしらと思うとショックでしたね。
その時、気功教室に通っており、ちょうど中級で陰陽功が始まったばかりでした。
教室がある日にお腹に激痛があり、尿に血が混じるので、
近くの病院に行こうと歩いていたところ、偶然丁先生にお会いしたんです。
先生は、私の身体をみて、
『リラックスして、教室で気を受けたほうがよい。
気功水を飲んでください』と仰いました。
先生のアドバイス通り、教室に参加して、気功水をたくさん飲みました。
その日は痛みも落ち着き、結局病院に行かずに済んだのです。
疲れてしまうと痛くなったりしましたが、薬を飲むこともなく、
気功施術を受けながら、気功の練習を一生懸命頑張りました。
たまに自分で検尿してみたんですが、
なんと星の砂のようなとげとげしたものが尿に混じっていたんです！
胆砂って、出てくるものなんですねぇ。
中級から上級へ進級したら、すっかり痛みもなくなり、
尿に異物が混じることもなくなりました。
症状がなくなるまで、病院で治療を受けることもなく、
親睦会に参加したり、お買い物に行ったり、普通に日常生活を送っていました。
1年ほどたったころ病院で再度検査を受けたところ、
すっかり胆砂も消え、胆のう炎も治っていました。
もちろん星の砂はもう出てきません。」
胆汁には胆汁酸、リン脂質、コレステロール、ビリルビンなど
さまざまな成分が含まれるので、固まって石や砂、泥に状になることがあります。
胆石は加齢とともにできやすくなり、男性より女性に多い傾向で、
成人の約５－７％に胆石があるという報告もあります。
胆石、胆砂は肝臓から分泌される胆汁の成分（主にコレステロール）が
結晶化した物です。
胆石や胆砂が身体に影響を与えない場所にある時は自覚症状はありませんが、
砂状物質がたくさんあったり、痛みを感じるところにあると、
不快な症状が現れてしまいます。
胆管を胆砂・胆石が流れている時は、動くことで胃痛のような痛みが生じ、
人によっては右側を中心に背部痛が起こる場合もあります。
また胆砂があることで、胆汁の流れが阻害されてしまうため、
消化不良が起こり、胸焼けや膨満感、おならが何度も出るといった症状が現れることも。
胃痛や背中の痛み、胸焼け、軟便などの症状がある方は
胆砂、胆石が原因となっている可能性があります。
この方のように、気功で自己免疫力を高め、身体の自浄作用が正常に働けば、
胆石や胆砂も自然に排出できます。
太学功気功教室では五臓を整える童子功のほか、症状に応じた功法を学べます。
この方は特に臓器一つ一つに気を入れる玉女美香功を丁寧に練習していました。
ちょっとした不調を感じたら、まずはご相談ください。
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ｂｙ NT
