小寒(しょうかん)

小寒(しょうかん)の頃

更に寒さが厳しくなります。

「寒の入り」と言われ

この頃より節分までの30日は「寒の内」と言い

厳しい寒さが続きます。

蠟梅や柊の華が可憐に咲き

ふぐなどが美味しくいただける頃です。

 

小寒の頃はお正月気分も抜けて

そろそろ日常のペースを取り戻している頃でないでしょうか?

お正月休みに食べたおせち料理やご馳走で体重が増えてしまった方も多いと

思います。

人間の脂肪には、皮下脂肪と内臓脂肪があります。

皮膚と筋肉の間につく皮下脂肪には、血液やリンパ液が通い、コラーゲンなどもたくさん含まれていて、身体を衝撃や寒暖から守り、いざという時にはエネルギー源になるといった役割をはたしています。

これに対し、メタボリック・シンドロームの原因となる、お腹まわりの筋肉と内臓の間につく内臓脂肪は、たしかに内臓の緩衝材としての働きもありますが、つきすぎた場合は無用の長物にすぎません。ラード(豚脂)に血液やリンパ液が通っていないのを見ればわかるように、「ただの脂肪の塊」なのです。四十代以降のいわゆる「中年太り」は、だいたいこの内臓脂肪が原因となっていて、血中の中性脂肪やコレステロール値を増大させ、動脈硬化や高血圧など、さまざまな病気を引き起こす原因となります。内臓脂肪は皮下脂肪と違い、いったんついてしまうと、なかなか減らすことができないので、増やさない様に努めたいものです。太学功には、ついてしまった余分な内臓脂肪を効果的に減らす方法がありあります。