いちばん好き!は、どれですか?

 

基礎クラスでは、童子功、放松功、松静功を練習し、
中級クラスになると陰陽功が加わって松静功は一段レベルが上がり修身功という瞑想法になっていきます。
一日の中の、
どのタイミングで?
どれを?
どんな順番で練習したら良いか?をご存知でしょうか?
先日、上級クラスで生徒さんから上記の出たご質問に、丁先生がお答えくださいました。
「順番は、あまり重要視しない。
むしろ大切なのは、自分の得意な功法(=好きなもの)を毎日欠かさず朝晩練習すること。」
毎日の生活で、私たちが当たり前に行うことの一つに食事があります。
食事に主食は欠かさないのと練習も一緒です。つまり、得意で好きな功法が練習の主食となります。
食べ慣れないもの、初めて食べるものなどは美味しくても沢山は食べられないもの。無理に食べると胃腸に負担がかかり胃がもたれたり、体が重くなったり、体が違和感を覚えます。
自分の体になじむように消化吸収をいつも以上に頑張り、その頑張る力は自分の持っている生命エネルギーから捻出されてしまいます。
しかし、主食は常に食べているので消化酵素もしっかり働いてくれますから、使う力は最低限で、栄養・エネルギーは最高の条件で取り入れられるのです。
もしも不得意な功法を練習して疲れたら、得意な功法をもう一度練習しましょう。
太学功気功の練習は、やればやるほど体が軽くなります。
体が軽くなる=エネルギーが充電されて余裕が出て元気な状態に変化できるのです。
スポーツなどでも血液循環が良くなれば、気持ちがいいと実感します。しかし、長く続けると疲れてしまうのはエネルギーを消耗している結果です。
主食となる得意な功法は、毎日朝晩欠かさず練習する。
それは気と血液がより良く巡り、いつも羽が生えたように軽く、疲れにくい体になるための、大切な方法の一つです。
ぜひ今夜から実践してみてください。k.s