脂肪(コレステロール)と身体

脂肪(コレステロール)は悪もの!!

 

あなたはそう思っていらっしゃるかも知れません。

 

しかし、脂肪(コレステロール)は身体に

特に脳にとって必要不可欠な養分なのです。

 

コレステロールは、体内で合成できる脂質です。

厚生労働省は2015年、

日本人の食事摂取基準からコレステロールの上限値を撤廃しました。

それはなぜなのでしょうか。

 

コレステロールは

主に肝臓でつくられます。

一方、食事で外から摂取する方法もあります。

2つの比率は

身体でつくられる:食事で摂取=78割:23

重要な点は、

コレステロールを食事から多く摂取すると肝臓でのコレステロール合成は減少し、

逆に食事から摂取する量が少ないとコレステロール合成が増加するという点です。

この様なフードバック機能が働くほど、

コレステロールは

身体に、特に脳にとって必要不可欠なのです。

 

では、いったい何が問題なのでしょうか?

それは、

身体のすみずみにまで一定に

コレステロールが

補給されない事です。

 

コレステロールは脳内脂質の

2030%を占めています。

コレステロールは、

血液に乗って身体に運ばれます。

頭から上の部分の血流が滞ると

脳に必要な養分が供給されなくなります。

コレステロールと神経機能の関係、

さらには脳内コレステロールの代謝にとっても

脳内の血流はとても重要です。

 

脳に行き届かないコレステロールは

身体の下の方に滞る様な状態となり、

その様な状態になると、

今度はコレステロールが血管を詰まらせたり

血管壁を固くもろくしたり と 

更なる問題が発生します。

 

ですから、コレステロールの多い食品を

避ける事ではなく、

血流を整えて、脳に充分な栄養を行き渡らせる事の方が

身体にとっては有効なのです。

 

脳内の血流をえ、整える方法が

太学功気功にあります。

 

自然は理由がなく変化する

生命は理由があり変化する。

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 参考文献:「日本人の食事摂取基準(2015年版)」厚生労働省

     平成22年、23年国民健康・栄養調査 厚生労働省

 産総研 脳の発達には脳内コレステロール合成が欠かせないことを発見http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2007/pr20070613_2/pr20070613_2.html